読んだ理由
- 文章の作り方について、体系を学ぶために本書を選びました。
冒頭に書いてあった
売れるアイデアは、「生み出すもの」ではなく「拾うもの」です。
という言葉で、相手のことを知って、相手の強く求めているものはなんだろう? どんなことに興味関心があるだろう?と考える大切さと、体系的に書く方法について学ぶことができました。
客がお金を払う「本当の理由」
- メリットではなくベネフィットを伝える。
- ベネフィットの訴求は考えていたことではあるが、本書で書かれていた
商品から得る「嬉しい未来」を求めてお金を払う
嬉しい未来 = 「ベネフィット」
というのが言語化しやすいと感じました。
ベネフィットを導き出す方法
- ということはつまり法
- 商品の特徴やメリットをたくさんリストアップし、それらの特徴に対して、「ということはつまり?」と質問を続けていく
- ターゲット像を明確にする
買ってくれる3つのタイプを知る
- ペルソナを考える前にターゲット層が大きくわけて3つに分類できることを知る。
タイプ1 | タイプ2 | タイプ3 |
---|---|---|
商品がほしい、 興味ある |
商品少し知ってるけど、 まだ欲しくない |
ベネフィットに興味あるけど、 商品しらない |
狙えるかどうか ブランドの強さがある 顧客との強い信頼関係がある 超強力なオファーがある |
魅力的な「差別化要因」がある 他よりも良いオファーがある |
差別化が難しい 他よりもオファーが弱い わかりにくい商品 |
これを意識してどこをターゲットにするべきか決めて、からペルソナ作りをする。
ペルソナの完成基準
- ペルソナ作りに欠かせないのは名前をつけて、顔のイメージができるようになるところまで考える。
顧客像の表情や声がイメージできるか。さらには、顧客像の「動き」までイメージできるようになれば、ペルソナ作りは完了です。
キャッチコピーとはなにか
キャッチコピーとは何か
読み手の注意を一発でつかみ、続きを読むきにさせるコトバ
なぜキャッチコピーが重要なのか?
キャッチが悪いと広告が読まれない、つまり売れないから
一発OKを目指さない
- 30個作って後日に見直す
- 2つ選んでテスト
リサーチを成功させる3つのポイント
- 確証バイアスに注意
- 他者より劣る点を素直に認める
- 3つの質問
- なぜその商品が必要なの
- なぜその商品じゃないとダメなの
- なぜ今すぐ買ったほうがいいの
- 1分以内にスラスラ回答できなければリサーチが不足しており、良い訴求を考えることが難しい。
5ステップでボディコピーを書く方法
①読み手との共感
②問題提起と解決条件の提案
③具体的な解決策の提案
④ベネフィットの訴求
⑤クロージング
迅速にボディコピーを書き上げる3ステップ
ステップ①細かいところは気にせずとにかく書きすすめる
ステップ②書き終えたら1日放置してブラッシュアップ
ステップ③最終チェック
細かいことにこだわらず、キーボードの「Delete」「Back Space」禁止でとにかく書いていく、
その後1日放置してから、ブラッシュアップし最終チェックを行う。
最終チェック項目は下記項目とチェックし、より精度を高めるために他人に読んでもらうことも効果的。
最終チェック項目
- 5ステップに沿っているか
- 説得力が高いか
- わかりやすいか
- 続きが読みたくなるか
- 誤字脱字はないか
- スラスラと読めるか
個人的に今強化したいところをまとめていきました。本書の中には他にもターゲット別の書き方キャッチコピー、リードコピー、ボディコピーの技術の話、コピーを影から支える技術などが書いてあります。
集客で文を書くことがある場合やビジネスで文で伝えることは大切と思っている方は是非一度読んでみてください。