アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

【読書メモ】「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?上村紀夫 (著)

"今、多くの組織が病んでいる"

  • 社員・チームの生産性やモチベーションの低下、職場の雰囲気の悪さ、採用の苦戦、離職などが"組織の病"

組織の病の背景(原因)はなんなのか?

  • その答えは「マイナス感情の蓄積」→ 「不満や不公平感」
  • なぜそういったものが生まれるのか、そこには人間の心理が深く関与している。そこの理解が必要

ターゲティング戦略による解決

対応すべきターゲットを絞ることで、効率よく組織課題を解決する方法をご紹介します

序章 なぜ、組織は「病んでいく」のか?

組織の病が改善されない2つの原因

  • ①組織が病んでいくそもそものメカニズムを理解できていない
  • ②組織の「病巣」を切除する方法が間違っている

組織が病んでいくメカニズム

  • マイナス感情のほうが強烈のため、プラス感情よりも持続がしやすい。
  • プラス感情はすぐ当たり前に変わり、一時的な喜びにしかつながらない
  • プラス感情は影響力「小」
  • マイナス感情は影響力「大」

組織改革の基本「WHO」「WHAT」「HOW」

  • みんなを救う施策は誰も救わない、誰かの満足は他の人の満足ではない
  • WHO 誰に向けた施策なのかを明らかにし、優先的に、「誰の」または「どの層も」マイナス感情を減らすためにアプローチを行うか
  • WHAT 複数同時に発生している課題に対して、優先順位をつけていくアプローチ
  • HOW てっとり早い施策に頼らずに、しっかりとマイナス感情と向き合ったうえで、施策を行っていく。
  • HOWばかりを追いかけるだけでは、望ましい結果は得られない。

第1章マイナス感情の感染メカニズム

変化していく「労働価値」

  • 働く理由は労働価値は人それぞれ
  • 労働価値はつねに変化する。
  • マクロシフト 社会情勢によって起こる大きな労働価値の変化
  • ミクロシフト 個人の局所的要因による労働価値の変化
    • 本人の健康状態、身体的精神的コンディション、生活環境によっても変化する。生活環境の変化は労働価値への影響が大きく、介護、出産、育児など

マイナス感情も発生を防ぐには

  • 採用から労働価値の差、ギャップの少ない人を選ぶ
  • 社員と会社の間で定期的に労働価値の確認を行う ⇒ わかりやすい道標をつくる
    • ビジョンやパーパスなど、会社が目指す目標・行動指針を共有
    • 共有した価値観を定期的に確認・意識つけするためのコミュニケーションをとる