第2章 統合思考
トレードオフの課題の見つけ方
- トレードオフの課題を見つける。
- トレードオフの課題は、人々が無意識に解くことを諦めている。そのため、誰も解いていない課題を解く ことが新たな価値を生み出す
- いろいろな事例として、iPodやウォークマンなど
イノベーションに共通すること
- 人々はイノベーションが起きた時、それを既存のカテゴリーで扱うことができず、その商品名がそのまま その新しいカテゴリーとして認知される。
トレードオフの課題のやニーズの見つけ方
- ①.現状感じている課題やニーズを可視化する
- ②.可視化した課題やニーズの中から、統合すべき課題やニーズを選択する
- ③.②でうまく組み合わせが作れない場合、以下の二つの視点で考える
- 選択した課題やニーズの真逆の状況を考えた上で、その状況の構成要素を考える
- 「安く食事したい」 → 「費用が高い食事」を構成する要素を具体的に考える
- 選択した課題やニーズを実現する際に、何が制約になるかを考えて、その真逆の要素を考える。
- 選択した課題やニーズの真逆の状況を考えた上で、その状況の構成要素を考える
トレードオフの課題やニーズの解決方法
- 両者を同時に高めることができる本質的な方法を見つける
- 両者を高めることだけに徹底的にこだわる
- 時間軸で両者を順番に買いけるする
- 技術を活用する
- 統合する際の最適なバランスを見つける
- 両者が互いによい影響を及ぼす点を見つける
- 実はトレードオフの関係ではないことを見破る
統合思考の達人に共通する6つの視点
- 既存のモデルが絶対ではない
- 対立するモデルの存在は、問題解決にとって有益である
- よりよいモデルは必ず存在する
- 自分にはよりよいモデルを発見する能力がある
- 複雑さの中にこそ答えはある
- 答えが出るまで諦めない