第2章-1 統合思考とは
統合思考
- トレードオフの課題をはじめ、さまざまな課題を同時に解決しようという考え方
- 海外では、インテグレーティブ・シンキングやAND思考と言われている
ポイント
課題を抜本的に見直す。
いろいろな場面で非常に役立つ考え方
課題を構造化する
- 「本源的な欲求」と「ニーズ」の違いを意識する
- 本源的な欲求とは、人間誰しも持っている本能的な欲求。
- 「楽をしたい」など
- 「ニーズ」は特定のシーンにおいて発現するもの
- 「毎月の経費精算が面倒くさくて誰かにやってもらいたい」というニーズ
本源的欲求にどこまで遡るか
- 本源的欲求はあまりに抽象的すぎると解決方法に至るのが難しい
- 「幸せになりたい」などは解決に至るのが難しい
- 本源的欲求が特定のシーンにおいて発現する具体的な欲求がニーズである
- シーンとは
- 「Who(どんな人が)」「Where(どんなところで)」「When(どんなことをしているとき)」の組み合わせによってきます。
- この3つ「W」のどれか一つの抽象度を調節することが可能になります。
- 個別の課題を細かく分解するのではなく、周辺の課題を包括してより大きな課題解決を目指す。
統合はシンプルで具体的に
- たとえば、Twitterは人間の2つの本源的欲求を一気に満たした
- 自己承認欲求
- 他の人のことを知りたいという欲求