Part2 幻想を手放す
第7章 時間と戦っても勝ち目は無い
- ホフスタッターの法則 「どんな仕事であれ、つねに時間は予想以上にかかるものであるーたとえホフスタッターの法則を計算にいれてもだ」と表現される
- たとえば、買い物を考え場合。予定している時間が1時間と見積もり、余裕をもって2時間を割り当てたとしても、結果2時間半かかってしまう
何が起こってもおかしくはなかった
時間は自分のものではないし、自由に使うこともできない
計画を立てるのが悪いことだといっているわけではない。老後のためにお金を貯めたり、期日までに投票に行くのは良いことだ。未来を良くしようという努力には何の問題もない。本当の問題は、その努力が成功するかどうかを、今この時点で確実に知りたいと思う心理にある。それが不安を生むのだ。
オリバー・バークマン. 限りある時間の使い方 (Japanese Edition) (p.120). Kindle 版.過去を振り返ると未来を思い通りにしようとして、完璧に思い通りになったことはあるだろうか?
- 人生の重要な出来事には、いつだって偶然の力が働いている