第1章 なぜ多くの人が「マーケティングの樹海」に迷い込んでしまうのか?
そもそもマーケティングって何ですか?
マーケティングの言葉の定義はあいまい、人によって定義がことなる
米国のマーケティング協会、日本マーケティング協会、フィリップ・コトラーさん、セオドア・レビットさんなどの言葉から、繰り返し使われる「顧客」「価値」「創造」がカギ。
マーケティングの方法論や手法が増え続ける。
- しかし方法論や手法などの「How」は時代の変化とともに不要になっていく。
- マーケティングのツールは2011年は150程度だったのが、2022年には、9932に増えている!
「マーケティングの4P」ってやっぱり重要ですか?
4Pにお客さま(Customer)がいない状態で勘違いされ広まってしまっている。
枝葉の話が多いため、手段や手法(How)ばかりに注目されるようになってしまった。
「どんなお客さまが、どんな気持ちで、どうやってプロダクトにお金を払うのか」という視点が薄れていきます。P37
マーケティングの実際の業務に存在する「樹海」
結局「マーケティング」とは何なのか
目先の手法ではなく、根本的な原則を理解する。
マーケティングとは「顧客」に向けて「価値」を「創造」することである。 P.45
価値を創造する、価値とはなんなのか?を理解するために、ビジネスがどう成り立っているかを理解する。
マーケティングとは「お客さま」と「価値」について考えること
- どんなお客さま(Who)に、どんなプロダクト(What)を届けて「価値」をつくるのか
> マーケティングの樹海を抜け出す最初のステップは「価値とは何か」を理解する