アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

【読書】チームレジリエンス 困難と不確実性に強いチームのつくり方 池田 めぐみ (著), 安斎 勇樹 (著) Part.3

第3章 レジリエントなチームは課題を定めて対処する

チームで困難を乗り越えるのはなぜ難しいのか

困難に対処できない3つの要因

  • 困難を解決可能な課題に落とし込めない
  • プロジェクトとして取り組むことができていない
  • チーム内でストレスが高まっている

困難を解決可能な課題に具体化する

具体化のための5つのポイント

  • 「問題」と「課題」を切り分ける
  • チームの目標を「3階層」で整理する
  • 解決に必要なのは「専門性」か「チームの変化」か吟味する
  • 問題を「緩和課題」と「根治課題」に分解する
  • 目標そのものを変える
「問題」と「課題」を切り分ける
  • 問題とは、チームにとって達成したい目標がありながらも、到達の方法や道筋がわからない、試みてもうまくいかない状況のこと
  • 課題とは、チームメンバー内で「本当に解決すべきだ」と前向きに合意された問題のこと
  • 問題の本質を見抜く

チームの目標を「3階層」で整理する

解決に必要なのは「専門性」か「チームの変化」か吟味する

経営学者のロナルド・A・ハイフェッツは、組織における問題を、解決策が定義可能で、原因さえわかれば知識や技術によって解決可能な「技術的課題」と問題の当事者たちが自分たちのものの見方や関係性を変えながら、状況に適応しなければ解決できない「適応課題」の2つに整理しています。

  • 課題を設定する際、困難の原因が「やりかたがわからない」、専門性なのか、あるいは、「ものの見方や関係性が固着化している」ことで「チームの変化」が必要なのか見極める
問題を「緩和課題」と「根治課題」に分解する

  • 問題解決の王道は、目先の一次対応より「根治課題」に向き合うこと
  • しかし、レジリエンスの観点からは、まずは「緩和課題」をたて、身動きが取れない現状から抜け出すことを優先
目標そのものを変える
  • 困難が発生する以前にたては目標は、現在も正しいとは限らない
  • もともとの目標に固執するよりも柔軟に目標を変えたほうがうまくいく場合もあるかもしれない

課題の整理から見えてくる4つのレジリエンス戦略

見える景色を共有する

  • 課題を定めて対処するうえで、メンバー間で困難をどのように捉えているのか、お互いに景色を共有することも欠かせない

  • 見える景色を共有するポイント

    • チームに対話癖をつける
    • 問題に加担していないかチェックする
チームに対話癖をつける
  • 4種類のコミュニケーションの特徴
  • 雑談:自由な雰囲気のなかで行われる気軽な挨拶や情報のやりとり
  • 討論:どちらの立場の意見が正しいかを決める話し合い
  • 議論:合意形成や意思決定のための納得解を決める話し合い
  • 対話:自由な雰囲気のなかで相互理解を深め、共通認識を作る話し合い
  • 対話を普段は姿を表さない「本音・価値観」を「ボール」に喩える
  • 「ボール」(本音・価値観)をお互いに見せあい、それを「あなたは間違っている」「自分はそう思わない」という早急なジャッジを下すことなく、まずじっくり「観察」して、理解を深める。

  • 対話はレジリエンスの高いチームを作るうえで欠かせないコミュニケーション

  • 時間も労力もかかる「面倒くさい」コミュニケーションのため、有事の際だけではなく、平時から「対話癖」をつけ、習慣に取り入れておくことが重要
    • 例えば、定例ミーティングやマネージャーとの1on1アジェンダに、「いま問題だと感じていること」「そう思う理由」という項目を入れておいて、「景色」を共有する時間を確保する
    • 問題である必要はなく、「事実」に対する「景色」を尋ねることを習慣にすることが大切
問題に加担していないかチェックする
  • 納得いく課題設定をする際の「落とし穴」
  • 困難が発生して、ストレスフルな状況において、誰もが「自分のストレスを緩和したい」と考えるため一時的に困難からの逃避し、「誰が悪いのか」と犯人を探す発送になりがち

  • 例えば、満員電車に乗っている状態は、満員電車という問題の原因に、「自分自身も部分的に加担しているかも」しれないと考え、問題と自分をつなげる

プロジェクト化して課題解決に挑む

人任せ、無計画になりがちな課題解決

  • 誰かがやるよね:人任せパターン
  • 余裕ができたら対応する:無計画パターン
プロジェクト化のポイント

課題に挑むときほどチームづくりを

  • 困難時のチーム作りのコツ
    • ピンチの時ほどビジョンを示す
    • ピンチな時ほどメンバー間で助け合えるようにする
    • マネジャーの通常業務を15%減らしておく
ピンチな時ほどメンバー間で助け合えるようにする
  • メンバー間の助け合いを起こすコツ
    • 個々の仕事状況について共有する
    • 助け合いを求める時間を作る
    • 助けてくれた人が損をしない仕組みをつくる
マネジャーの通常業務を15%減らしておく
  • やらないことを決める
  • 部下に仕事の一部を委ねる

ストレスに負けないチームを作る

チームの困難はメンバーの心身の健康を育む

  • チームのストレスケアのポイント
    • メンバーのストレスサインを見逃さない
    • ストレスケアのテクニックを広めておく
ストレスケアのテクニックを広めておく
  • 個人がストレスに対処する「ストレス・コーピング」の方法
  • 信念:使命感や信仰のことを指します。信念に用いたストレスケアの例としては、自分の価値や信念と今の仕事とのつながりを考える、などが挙げられます。
  • 感情:喜怒哀楽を表すことを指します。思いっきり、泣いたり笑ったりすることもストレス対処に有効です。感情を用いたストレスケアの具体例としては、好きな映画を見て泣くことが挙げられます
  • 社会性:人とのつながりを感じることや他者に助けを求めることです。社会的なストレスケアの例としては、友達や家族に、愚痴を言うなどが挙げられます。
  • 想像:楽しいことを考える、夢想にふけるなどが想像に含まれます。想像を用いたストレスケアの例としては、なかなか成果が出ないときに、一旦仕事のことは忘れて、バカンスで南の島に行くことを考えるなどが挙げられます。
  • 認知:問題解決に向けた行動を取ることを指します。例えば、仕事が多すぎるときに上司と交渉をして仕事を減らすことは、認知のストレスケアの例として挙げられます。
  • 身体的:身体を使ったストレスケアのことです。例としては、運動をする、お酒を飲む、美味しいものを食べる、などが挙げられます。