アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 2

第2章 教科書的にはできないITマーケティングの特徴

一般的なマーケティング

マーケティングの定義を振り返る

アメリカのマーケティング協会の定義

マーケティングとは顧客、クライアント、パートナー、そして社会にとって価値のある提供物を創造し、伝達し、配達し、交換するための活動、一連の制度、およびプロセスのことです。

フィリップ・コトラーの定義

マーケティングとは、個人や集団が製品や価値を創造し、他者と交換することによって、必要なものや欲しいものを手に入れるための社会的・経営的なプロセスです。

  • マーケティングとは、価値創造から、それを求める人に価値を提供するまでの一連のプロセス

  • 4PのProduct(製品)、Price(価値)、Promotion(販売促進)、Place(流通)

マーケティング基本プロセス「R-STP-MM-I-C」

マーケティングフレームワーク
  • ResearchのステップではPEST、5Forces、3C、SWOTフレームワークが最も一般的に使用されている。

 IT企業におけるBtoBマーケティングの特徴

ライセンスを通じて権利を販売するということ
  • ビジネスの課題解決という価値を提供する。
  • ソフトウェアやクラウドサービスは、価値の実態が分かりづらい。
  • だからこそ、自分が売っているものの実態は何か把握しておく必要がある
  • サービスを導入し、実際に運用、組織として価値を生み出せるための活動ができるようになる。この流れを顧客に理解してもらう。
  • サービスがどのように機能するかだけでなく、組織として価値を生むためにどのように変化をすべきかという点も説明していくことが必要。

  • サービスの導入だけでビジネスの課題が解決するわけではない。

  • 導入後に、現状のビジネスのやり方と変化が発生する。
  • その変化が製品やサービスが提供する価値といかに結びついているか顧客に理解が必要。

IT企業のマーケティング組織の作り方

最初に強化すべきはマーケティングマネージャー
IT企業特有の技術系マーケター

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 1

はじめに

マーケティングを学んでいくなかに違和感

  • ITの世界に体系的なマーケティングを当てはめると論理の飛躍が発生していた
  • その論理の飛躍は「顧客が持つビジネスの課題」「ITで解決する課題」の間にギャップの存在があった。
  • IT製品やサービス= 道具
  • 道具の導入だけのビジネスの課題は解決出来ない。
  • ITを使って働き方や組織の文化を変えて、初めてITの製品やサービスがビジネスの課題を解決する。
  • 本書はIT業界に合わせたマーケティングを行うための副読本

第1章 ITとマーケティングの実は密な関係

マーケティングとエンジニアの距離は近くあるべき

IT業界におけるマーケティングの役割とは、「製品やサービスの価値を顧客に届ける」こと

  • 顧客以外に意識しなければならないのがエンジニア。その中でもアーキテクトと呼ばれる存在は重要。

エンジニアの役割は、製品やサービスに顧客が求める価値を作り込むのがエンジニアの役割です。

  • 製品やサービスに価値を作り込んでいくのがエンジニア。顧客に価値を伝え、価値を手に入れる動機づけをすし、実際に価値を届けるのがマーケティングの役割。

  • マーケターとエンジニアはお互いに「顧客が求める価値」という同じ関心事を持っている。

協業することで生まれる相乗効果

  1. エンジニアの設計意図が理解できる
  2. 市場分析の結果を製品やサ−ビスに反映できる

↓エンジニア視点に言い換えると↓

  1. 開発した製品やサービスの価値を正確に伝えてもらえる
  2. どんな価値を製品やサービスに組み込めば良いか明確になる

ソフトウェアのアーキテクチャ設計とマーケティング

  • アーキテクトの役割「顧客の要求を実現していく構造の設計」
アーキテクトが設計時気にしていること
  • マーケターが理解できれば良い点として、「関心の分離」
  • アーキテクトが顧客の要求を分析し、設計を落とし込む際には、4つの概念を持って分析している。
  • 顧客が求める価値と製品やサービスが提供する価値を結びつける情報がアーキテクチャ設計に存在している。
  • 顧客が求める価値の視点は、どんなステイクホルダーのどんなコンサーンを製品やサービスとして実装しているかがわかれば、理解できる。
  • 製品やサービスが提供する価値の視点はビューで表現されている。

マーケティング担当者しか得られない情報

  • 市場の情報
    • 市場を理解し、市場を創り、市場に価値を届けるのがマーケターの仕事
  • ターゲット顧客
    • ターゲット顧客を絞り、その顧客の集団が重要視しているニーズをより絞り込む

【読書メモ】サクッとわかる ビジネス教養 地政学 奥山真司 (監修) Part7

地政学で考える中東

中東の特徴

  • 地理|古くは貿易の中継地、近年は石油の産出地として常に世界の要所
  • 歴史|オスマン帝国の時代は平和だったが、世界でもっとも混沌をきわめるエリア
    • 巨大な帝国から英仏露の支配下
    • 各地に独裁的な指導者が誕生
    • 独裁的な指導者が倒れ、民主化運動が進む
    • 政治的空白が発生し、さらに混迷
  • 衝突|英仏露が人工的に領土分割したサイクス・ピコ協定
    • 勝手に分割された結果、宗教や民族的に統一感がなく、国への帰属意識や立て直す意識が低い
    • 他国が当地する国家だったため、自ら統治しづらく、独裁的な指導者でないと国を治めにくい

大まかな中東各国の民族宗派

P.132 引用

イラン サウジアラビア トルコ シリア イスラエル
主な民族 ペルシャ アラブ人 トルコ人クルド人※) アラブ人(クルド人※) ユダヤ人(アラブ人※)
主な宗派 シーア派 スンニ派(より厳格なワッハーブ派 スンニ派 シーア派(支配層。多数はスンニ派 ユダヤ教イスラム教、キリスト教
核の保有 将来的に○ イランが持つなら○ 将来的に○ おそらく☓ おそらく○
アメリカとの関係 反米 親米 親米⇒反米? 反米 親米

イランとアメリカどうして対立しているの?

イスラエルパレスチナエルサレム?の整理

エルサレムとは|ユダヤ教キリスト教イスラム教の聖地である都市。イスラム教にとっては第3の聖地とされている。(P.140)

地政学で考えるヨーロッパ

ヨーロッパの特徴

  • 歴史|ヨーロッパは大きな半島。揺れ動きが激しく安定しづらいという特徴が。
    • 大国同士のせめぎ合いの影響を受け続ける
  • 同盟|ヨーロッパ諸国が締結しているのが政治経済の「EU軍事の「NATO
    • EU|ヨーロッパ諸国で政治や経済の協力をする統合体
    • NATO |ロシアに対抗するアメリカが盟主の軍事同盟

EU離脱もイギリスの伝統的な戦略?

  • イギリスの戦略は、ユーラシア大陸から距離をとってコントロール
  • オフショア・バランサー などと呼ばれ、強国が出現した際、周囲の国を支援して争わせることで大陸内の勢力を均衡させてきた。

ギリシャを救ったのは地政学的な優位性

  • ロシアの進出を防ぐためにもEUギリシャを見捨てられない
  • 地中海の東端に位置するギリシャ。複数の勢力が自陣に取り込もうとするためさまざまな支援をうけることができる。

【読書メモ】サクッとわかる ビジネス教養 地政学 奥山真司 (監修) Part6

地政学で考えるアジア

アジアの特徴

台頭するインドと中国の対立

  • 人口が増え、将来は世界第3位の経済規模になると見込まれる
  • 保有国で、世界第2位の武器輸入国
  • 世界中の石油タンカーが通るインド洋に面し、地理的に優位
  • インドと中国の対立は、石油ルートの主導権。

シンガポールが発展したのは地政学的な優位性のおかげ

  • 初代首相による施策で「アジアの中心」「マラッカ海峡に至近」という利点を生かして発展

【読書メモ】サクッとわかる ビジネス教養 地政学 奥山真司 (監修) Part5

中国の地政学

中国の特徴

  • 国土 はるか昔から、国土の広さのせいで周辺国から攻められる恐怖心が!
  • 統制 漢民族のほかに50以上の少数民族がいる
  • 戦略 中国市場2度目のシーパワー国家を目指す

海洋国家に挑戦する中国

  • 長年攻められる恐怖心があったため、周辺国を取り込もうとする傾向がある
  • 国内の治安維持費が国防費を上回る世界でも珍しい国
  • 近年は、急激な経済成長を背景に海洋に目を向けている。
  • 漢民族こそが世界の中心である」という中華思想がある。

なぜ今になって、海洋進出を始めたか

  • 長らく行ってきた国境固めが、2000年代にほぼ確定
  • 国防に咲いていたパワーを国外に展開できるように
  • ただ、国内の少数民族との対立は完全に解消はされていない

「一帯一路」とはどんな構想?

習近平国家主席の思い描く中国の未来とは?

  • まず、マイナスからゼロへ、ゆくゆくは中国を中心とする大帝国を再建すること

【読書メモ】サクッとわかる ビジネス教養 地政学 奥山真司 (監修) Part4

ロシアの地政学

歴史 海外に進出するときの「5大南下ルート」+「新・北極海ルート」

衝突 広大な領土を守るため周辺を協力関係の国でかためてバッファゾーンをつくる

国土 旧ソ連崩壊後の独立国は「本来は自分のものだが、失った領土」

ロシアのクリミア併合はどんな意味がある?

  • 黒海ルートを守るため軍港のあるクリミアは必須
  • NATO勢力とのバッファゾーン(緩衝地域)としてウクライナは外せない

北極海ルートはロシアと日本にどんな影響が?

  • 日本〜ヨーロッパ間の航行距離が3割短縮!
  • 海賊のいる危険な海峡を通らないので安全
  • 航行許可はロシアのみだったが、ウクライナ侵攻で頓挫

プーチン大統領はロシアの将来的な戦略をどう考えている?

  • 地政学的な戦略で、影響力の拡大と領土奪還を目指す

【読書メモ】サクッとわかる ビジネス教養 地政学 奥山真司 (監修) Part3

アメリカの地政学

歴史 「孤立した大きな島」だから、巨大なシーパワー国家になることが出来た

  • 近海を制覇し、シーパワーに踏み出す
  • 太平洋に進出し、シーパワーが急拡大
  • パナマ運河の建設で太平洋と大西洋をつなぐ

戦略 世界三大戦略地域に関わり、ユーラシア大陸をコントロール

  • ヨーロッパ
    • 主な対立国 ロシア
  • 中東
    • 主な対立国 イラン
  • アジア
    • 主な対立国 中国

中国の急成長 アメリカの思惑は?

  • シーパワー勢力(日本・インド・オーストラリア・アメリカ)が結束し、中国の拡大を防ぐ インド・太平洋戦略で対抗

中東諸国との関係は?

  • アメリカ自国で石油生産ができるようになり、中高から手を引きたい

重要なポイントは、ポーランドと中東のトルコ

  • 海の進出ルートに立ちはだかり、黒海の防波堤となるトルコ
  • ロシアとヨーロッパの間に位置するポーランドは陸ルートの防波堤

バイデン大統領ってどんな人か

  • トランプ前大統領とは正反対!? 周囲の人間とコンセンサスをとり、物事を着実にすすめる