アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

【読書メモ】「僕たちのチーム」のつくりかた メンバーの強みを活かしきるリーダーシップ 伊藤羊一 (著) Part1 はじめに

はじめに

モチベーションに個人差があったり、メンバーが何を考えているのかわからなかったりして、「チームの力を発揮しきれていない」と感じるリーダーもたくさんいる。
本書は、そんな悩みを抱えるチームリーダーのためのものf。

  • リーダーシップを身につけるためには、まず、"Lead the Self"「自分自身をリードせよ」知識やスキルが先ではなく、「思い」

僕たちは、ひとりで何かを成し遂げることはできない。

  • チームはどうあるべきか、ということに正解はない。正解があるとしたら、それは人それぞれ、チームごとに異なる。常に個別解。

  • 本書は、ひとつの尺度に基づく土台。その土台に基づき、「自分のチームではどうだろう」とリーダーであっても、メンバーの一員であっても、考え、実行すべきことがある。それを掴むための内容。

※本書では、リーダーとマネジャーは同じ役割として記述しています。

リーダーに必要な要素

  • メンバー一人ひとりの強みを活かしきる
  • 個々の強みを活かす「フラットな場」のつくり方と、リーダーの振る舞い
  • メンバーとの関わり方「1on1の仕方」
  • チームにおけるゴール設定
  • 部署や会社を超えた「横断プロジェクト」
  • 目標に向けて動き出す、進みはじめたときの課題の乗り越えかた

序章 リーダーの最優先事項は「メンバー1人ひとりの強みを活かしきること」

リーダーに必要なのは「志(想い)」と「チームをゴールに導く行動」

リーダー(マネージャー)としてどんな悩みがあるか

  • チームに課せられた数値目標
  • チームメンバー同士の人間関係
  • チームメンバーのモチベーションの温度差

リーダーの悩みは尽きない、働きかけるべきことは多い。~中略~ それらの課題に向き合うことすべて「リーダーの仕事」だ。これらを解決せずして、リーダーシップもマネジメントもない。

こうした状況を乗り越えるリーダーに必要なことは何か

「志」
「チームをゴールに導くアクション」

自分の「志(想い)」を育む

志とは何か。一言で言えば、「自分は何を成し遂げたいか」という想いである。言い換えれば、「今の会社や組織に、なぜ自分は参加しているのか?」

志を持つべき3つの理由

志をもつことで、主体性を発揮できる

リーダーの主体性は、メンバーを動かす。そしてリーダーが主体的になるために、「自分はどうしたいか」という志を持つことだ。

志が明確な判断基準になる

志に基づく判断を積み重ねていくと志の実現に近づく。一つひとつの意思決定に悩まなくなっていく。軸が明確だから後悔も少なくなる。

仕事が楽しくなる

志を持つと、つらいことも、つらくなくなる。

 「振り返り」が志を育む

「これを成し遂げたいから、私はここにいる」と明確に言えない人も多いだろう。大抵の人がそうだからだ。
自分の志を育むために効果的なのは、「振り返り」だ

人生の振り返り

  • 生まれて〜今に至る人生を思い出し、「自分が何に心が踊り、何をするとつたかったのだろうか」と考えてみる
  • 改めて今の自分が何をしたいのか、考えてみる機会を持つと良い。

日々の振り返り

  • 数分でも今日の仕事を思い返し、「よかった」や「つらかった」を考えてみる。
  • それを「なんでだろう」と考えていく。
  • 実行しながら振り返り、また、実行しながら振り返りというサイクルを回す。
  • もし、自分で考えるだけで無限ループになって進捗がないなら、他の人に話してみる。アドバイスを受けるではなく、他の人に話すことで整理される。

チームに働きかけてゴールに導く

リーダーの役割は、チームをゴールに導くこと - 要素としては「①ゴール」「②導く」「③チーム」

①ゴール

  • メンバー全員が「共通のゴール」を共有することがスタート

②導く

  • 「リーダーシップ」を発揮すべきところ
  • 楽なゴールが設定されることはないため、メンバーの進捗を聞きながら、鼓舞したり、時にはやり方を変えながらゴールに向かうプロセスをリードし続ける。

③チーム

  • ①、②については、様々なやり方で取り組んでいるリーダーが多い。
  • チームに対しては、人によって温度差がある。
  • リーダーの役割は、メンバーが成長し、チームとして目標に向かって進んでいく環境をつくる
  • そのために、チームの「心理的安全性」が確保されている「着たくなる職場(対面とは限らない)」と「言いたいことが言い合える職場」をつくること。