アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

【読書メモ】女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書 池原 真佐子 (著) Part4

第5章 実際に部下(後輩)と1on1をしてみよう<基礎編>

ゴールは「ワーク」「ライフ」「セルフ」の3つの重なりを大切に

  • 大切なのは、「大きなゴールを最初に握る」

    相手と方向性を決めるときは、**「ワーク(仕事・タスク)」「ライフ(ライフイベント・他者との関係性・役割など)」「セルフ(自分一人の時間・個としてありたい姿)」の3つの重なる表現に落とし込みしましょう。

大きなゴールに紐づく小さなゴールを各回ごとに設定する

  • 「今日はどのように時間を使いたいですか?」と確認して、1on1の各回の小さなゴールを設定する

1on1を始める前に終えておきたい準備

メンタリングスキルのおさらいをする

  • 「ディープカンバセーション」「アドバイス」「クロージング」

人生の棚卸しと過去の経験の「教訓化」を済ませる

時間や頻度、進め方を確認する

自己紹介シートを交換する

できればキックオフミーティングを実施する

1on1の流れを抑えよう

  • 基本的な流れは「オープニング」「ボディ」「クロージング」

こんな場合はどうすればいい?1on1でよくある不安

キャリアの話をするのが気恥ずかしい

1on1の前に1分でも、2分でも、「ふうっ」と一息つく時間を必ずとって、まずいったん自分自身を落ち着かせましょう。

何を話したらいいかわからない

  • 図を参考に、話すテーマを見つける

どこまでプライベートに踏み込んでいいのかわからない

  • プライベートのことを聞きすぎて、ハラスメントになるのでは?という悩み
  • 「両者の間に信頼関係が形成されている」という大前提で、興味本位ではなく、「何のためにそれを聞くのか明確にする」ことが大事
  • そして、「話したくないなら話さなくてもいい」という権利を相手に伝える

意外と早く悩みが解決してしまった・悩みがない

  • 大きなテーマに立ち返り、質問や提案をしてみる

相手が緊張してしまい、本音が言いにくい雰囲気になってしまった

  • アイスブレイクが大切
    次の項目に気を付ける
  • いきなり本題に入っていないか?
  • 雑談は自分がしたい話をしていないか?
  • 自己紹介するとき「すごい人」感やキラキラ感を押し出していないか
  • 相手を質問攻めにしていないか
  • あなたばかりが話していませんか?

それでも、相手が緊張していたら「なんか緊張しちゃうね、私もちょっと緊張しているよ」など伝える。

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転職や離職の相談をされた

  • 相手の気持ちを推しはかるために「傾聴」と「深掘り」をする
  • 相手の「現状への不満」や「未来への期待」、「転職をすることで得たいこと」「望んでいるキャリア」について明らかにする

相手のありたい未来を掘り下げたら、会社を辞めてしまいそう

  • 相手が目指すものと組織が目指すものの「共通点を探す」という気持ちで臨んでみてください。