アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

【読書メモ】図解 人的資本経営 50の問いに答えるだけで「理想の組織」が実現できる 岡田 幸士 (著) Part1

プロローグ

「人的資本経営」とは、結局何をすればいいのか?

  • 人的資本経営の次のような疑問

    • 「人的資本経営」とは何なのか?何をすればいいのか?
    • 自分の会社はどこまで「人的資本経営」ができているのか?
    • 「人的資本の開示」とは、具体的に何をすればいいのか?
  • 人的資本経営の悩み

    • 組織としてより成果を上げるためには、どうすればいいのか?
    • 人の不足や離職にどのように対処すればいいのか?
    • 人の能力や意欲を高めるためには、どうすればいいのか?
  • こうした悩みや課題に対してのヒントが見つかる本

人的資本経営でやるべきことを一言で表すならば、「人と組織を健全(健康)な状態にして、企業の目的実現に最大限貢献してもらうこと

人的資本経営のやるべきこと

  • 自社としての、人と組織としてのありたい姿(健全な状態)を決める
  • ありたい姿を実現するために、自社に適した取り組みを決めて行う

上記2つを行うために必要な思考整理

  • 問い」の活用をする
  • 人と組織としてのありたい姿」「それを実現するための取り組み」を明らかにするために「考えるべき問い」を包括的に、順序立てて示していきます

なぜ「問い」が重要なのか?

理由は3つ

  • ①それぞれの会社に合った「答え」を見つけ出すことができる
  • ②一般論や他社の「答え」や「取り組み」を知るよりも、環境変化に合わせた考え直しができる
  • ③思考を深め固定概念から抜け出しやすくなる
  • 特に重要なのは①それぞれの会社に合った「答え」を見つけ出すことができる

企業の特性や使命・戦略を踏まえて、「当社としてのありたい人と組織の姿は何か?」という大きな問いに答えを出す必要があります。「当社に適した取り組みは何か?」という答えを考える際も同様です。
これらの答えを整理して、「人・組織のビジョン」と「人材戦略」をつくり実行していく。ここまでが人的資本経営で行うべきことです。

本書の構成

  • 第1章 人的資本経営や開示の「なぜ」「なに」
  • 第2章 実践 人・組織のビジョンとして人事戦略を描くための問い
  • 第3章 人的資本経営の開示の準備