アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 9

第9章 製品を売るために学ぶべき技術の話

マーケティングとエンジニアの関わりを効率化する技術の情報

エンジニアとのコミュニケーションに役立つモデル化

  • モデル化 つまり図表化のスキルが重要
  • モデルを使い、文字で書くよりも理解しやすく、認識の相違を減らせる
  • ソフトウェアのモデル化の中で有名なのかUML(Unified Modeling Language)

マーケティング遂行のために理解しておくべき技術

  • データの取扱
    • データベースの仕組みについて理解できる必要がある。
    • データの分析で必要なのは、SQL、もしくはBIツール
  • Webの技術
    • Google アナリティクスなどのWeb解析ツール
  • 今後は機械学習自然言語解析なそも

技術トレンドを読むための技術の話

トレンドワードの定義と背景を知る

  • トレンドワードのキャッチはIT系メディアの記事や、大手ITベンダーのニュースリリースブログあたりから探してくる。
  • トレンドワードを見つけたら、定義を正しく知ること。

技術関連性を知るための基礎知識

  • IT技術における技術の変換の歴史を学ぶ
  • IT技術を水平的に学ぶ

顧客にソリューションの価値を伝えるための技術の話

最低限知るべきプラットフォームの知識

  • クラウドかオンプレミスか、モバイルかPCか
  • マーケティング的観点から、プラットフォームについて理解して対応すべきは、脆弱性サポートライフサイクルSLA
  • 脆弱性脆弱性とはソフトウェアにおけるセキュリティ上の欠陥
  • サポートライフサイクル|各プラットフォームベンダーのサポートが終了すると脆弱性を含む不具合への修正が提供されなくなる。(Windows 7Internet explorerなど)
  • SLA|Service Level Agreement 一般的に稼働率で提示され「ある一定期間でプラットフォームが停止する時間はこの時間以下になるようにします」ということを示します。

     製品で使われている技術の知識

  • マーケティングメッセージでも、顧客とのコミュニケーションでも、エンジニアとのコミュニケーションでも正しく理解し、ある程度説明できるようにしておく必要がある。

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 8

第8章 ウォーターフォールにしないマーケティング運用術

年間計画でマイルストーンとゴールを立てる

KGIとKPIで年間計画を立てよう

  • KGI Key Goal Indicator
  • KPI Key Performance Indicator

KPI - KGI

カレンダーを作って1年間の活動に整合性をもたせよう

何が起こるかを書き出すビジネスカレンダー

  • マーケティング施策から購買まで時間がかかる
  • 一般的にB2B製品・ITサービスに場合、3月に大きな売上が発生する(日本の企業の年度末) 他に9月にも同様の波がある。

何をするのかを書き出すマーケティングカレンダー

  • 認知から購買意欲を高め購買に至るまでのカスタマージャーニーをいくつかの施策をつなげて実装するもの

 キャンペーン設計は四半期ごとに行おう

  • 変化への対応をするために、固めすぎず、四半期の始まる1ヶ月くらい前には次の四半期に実行するキャンペーンを決めておく。

振り返りは今後への重要な資産

  • キャンペーンや施策の終わり、四半期が終わった、年度が終わった各タイミングで振り返りを行う。
  • アジャイルマーケティングでは、振り返りをレトロスペクティブと呼ぶ
  • KPT(Keep Problem Try)で振り返る。ただ、なれる前は「良かった点」、悪かった点で抽象的に書き出してみる。

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 7

売り切り、サブスクリプション、多様化するソリューションの販売方法

多様化するソフトウェアのライセンス体系と価格体系

ソフトウェアの価格設定の基礎知識
  • 会計上、ソフトウェアの開発は主に下記4種に目的に分類
    • 受託開発
    • 研究開発
    • 販売目的開発 こちらにフォーカス
    • 自社利用目的開発
販売価格の決定のために必要な2つの視点
  • どれだけ売れれば利益が出るのか
  • いくらならば顧客は妥当だと感じるか
どれだけ売れれば利益が出るのか
いくらならば顧客が妥当だと感じるか
  • 分析手法はPSM(Price Sensitivity Meter)
  • 安すぎて不安になる価格
  • 安くてお得だと思う価格
  • 高いけど品質が良ければ購入する価値があると思う価格
  • 高すぎて品質が良くても購入の検討ができないと思う価格
  • 上記4つの交点を価格設定の基準値

サブスクリプション特有の価格設定方法

  • サブスクリプションでは「単価 × ライセンス数 × 期間」に変わる
  • ARR(Annual Recurring Revenue) 年間経常収益
  • 翌年のARR = 今年のARR- (離脱顧客数 ×年間顧客平均単価)+(新規顧客数×年間顧客平均単価)
  • 離脱率
    • 顧客数ベースのカスタマーチャーンレート=期間で解約した顧客数÷ 期初の顧客数
    • 売上ベースのレベニューチャーンレート
  • レベニューチャーンレート
    • グロスレベニューチャーンレート=期間内の損失額÷期初の経常収益
    • ネットレベニューチャーンレート=(期間内の損失額-期間内の増収額)÷期初の経常収益
  • 顧客生涯価値= 顧客平均単価÷カスタマーチャーンレート

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 6

顧客へのソリューションの価値と情報の届け方

ソリューションの価値を伝えるメッセージの届け方

  • 伝えるべきは機能ではなく解決策
  • どのように顧客に存在と価値を届けるのか
  • 顧客にビジネスの課題に気づいてもらい、自分ごととして捉えてもらったら、製品やサービスが提供する価値がビジネスの課題解決につながることを理解してもらう
  • 汎用的なストーリーだと抽象度が高いため、バリュープロポジションキャンパスを使う
  • BtoBでは企業内の様々な人が意思決定に関わることを認識する
  • 誰に向けたメッセージなのかを明確にする

カスタマージャーニーで導入までの道筋をつくろう

  • メッセージを届けて終わりではない
  • どのような流れで、どのような資料を使って、「誰に」「どんなメッセージ」を伝えるか、その後、メッセージを受け取った人に「どんなアクション」を撮ってもらいたいのかを定義する
  • ようやくマーケティングでどのような施策を計画すべきかわかるようになる

カスタマージャーニー

  • カスタマージャーニーを考える上で知っておくべき「購買プロセス」
  • 購買プロセスとは顧客が認知してから購買するまで、もしくはロイヤルカスタマーにんるまでのプロセスのこと
  • 購買プロセスを汎用化したパターン
    • AIDMA |Attention(認知)ーInterest(興味)ーDesire(欲求)ーMemory(記憶)ーAction(行動) 1920年代にアメリカのサミュエル・ローランド・ホール氏
    • AISAS|Attention(認知)ーInterest(興味)ーSearch(探索)ーAction(行動)ーShare(共有) 2000年代にインターネットによって消費者行動が代わりAIDMAがフィットしなくなり登場
    • AISCEAS|Attention(認知)ーInterest(興味)ーSearch(探索)ーCompare(比較)ーExamination(検討)ーAction(行動)ーShare(共有)よりBtoBに適したプロセス
ビジネスに興味がある人へ届ける情報
  • カスタマージャーニーの中でビジネスに興味のある人にとって、どのような情報を届けるべきか
  • どのようにビジネスの課題を解決するかのストーリーをいかに自分ごととして捉えてもらうか
    購買プロセス

直販かパートナーか、そのメリットデメリット

効率を重視した直接販売
  • メリットは粗利の高さ
  • デメリットは販管費や大企業との取引口座の開設の難航、入金管理システムの構築
販路を拡大する販売代理店戦略
  • ライセンス販売のメリットは自社の営業リソースでリーチ出来ない顧客に、販売出来ること
  • デメリットは、粗利の低下、詳しい製品知識がないため、資料の準備は必要
ソリューション・パートナー戦略
  • メリットは製品やサービスに関する技術的知識
  • いろんなパートナーがいるため、最初の一社を見つけるのが大事。

リレーションを重視する双方向コミュニケーション

顧客の課題を敏感に収集するための双方向コミュニケーション
  • 顧客と接点を多く持ち、顧客の意見を製品やサービス、マーケティング施策にどんどん反映をしていく手法がスタンダードに
  • 4Pと対となる4C
  • 4Pはプロダクトアウト、提供者側の視点で考えている
  • 4Cはマーケットイン、顧客視点で考える。
  • Product ⇒ Customer Value(顧客価値)
  • Price ⇒ Customer Cost(顧客のコスト)
  • Promotion ⇒ Communication(顧客とのコミュニケーション)
  • Place ⇒ Convenience(顧客の利便性)
  • 4Pに4Cの概念が追加された
  • 顧客がどんなことを気にして、どんな関心を持っているのかを把握する。
  • 自分の立てた課題に対して、顧客の意見が違っていたら、課題を設定し直し、ストーリーを修正、新しいメッセージを顧客に届ける
    • ただし、声が大きい少数意見に振り回されないように注意する

サブスクリプション時代に欠かせない関係性の維持

「購買してもらったら終わり」ではない!
  • 顧客のロイヤリティを向上させて、長期的に製品やサービスを使ってもらうかが重要
  • 評価する指標として、離脱率(Churn Rate)と顧客維持率(CRR:Customer Retention Rate)
  • 新規顧客獲得のマーケティング費用は、既存顧客を維持する費用とくらべ、5倍かかる
  • 既存顧客の維持を目的にしたマーケティング施策をリテンションマーケティング ⇒ 重要なのはカスタマーサクセス
  • 施策例
    • オンボーディング支援
    • 顧客のやりたいことの実現の伴走支援
    • ユーザーコミュニティ
顧客の声を開発チームへフィードバックしよう
  • 顧客の声を開発チームへとフィードバックすることをCFM(Customer Feedback Management)
  • CFMの4つの工程
    • 既存顧客からのフィードバック
    • 収集したフィードバックの分析
    • フィードバックの反映
    • 効果の測定
マーケティングを自走化させるフライホイールとは?

フライホイール

HubSpot「フライホイールモデル」をもとに作成

  • 顧客のロイヤリティを向上し、それによって既存顧客がほかの人に推奨することで、新規顧客を呼び込み、その顧客のロイヤリティを向上し、新しい顧客を呼び込むというサイクルを回していく仕組み
  • うまく実現している例がAWS
  • 製品の満足度やサポートやセールスへの満足度がホイールの回転を止める摩擦になる
  • まずはNPSを高くする

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 5

第5章 同じソリューションを提供する競合を理解する

競合との違いはソフトウェアの機能だけで判断しない

  • 競合の製品やサービスがどのようなアプローチで顧客のニーズを実現しようとしていうかを理解することは重要

顧客とマーケターの視点の違い

  • 顧客 ⇒ 製品、サービス比較はビジネスの課題を解決できるか、コストや人材含めていかに効率的にできるか(どれにしようかな)
  • マーケター ⇒ 顧客のビジネス課題をどのように解決するか(どう差別化しようか)
  • 他者との製品、サービスの優れているかを競い合うではなく、負けない、他者が入ってこない領域がどこにあるか見つけていく
  • 自社の製品やサービスが得意とする領域では負けないようにする
  • 競合とは「同じビジネスの課題を解決するストーリーを持った製品やサービス」
  • 自社の製品やサービスが優位になるポジションを作るのがポジショニング
  • 競合分析は視点を広げる必要 ⇒ そのために5 Force

新規参入というフォロワーの脅威

技術が成熟すれば参入も増える
  • 技術が成熟すれば、世の中に普遍的な技術として提供され、類似製品やサービスの開発が容易になる。
  • 成熟した技術の市場に対して、マーケターは2つの視点で判断する
    • その市場に参入すべきか
    • 新規参入してくる競合とどのように戦うか
  • 新規参入が強力なライバルになる場合の脅威となる2つの理由
    • 自社の課題より上位の課題を解決する可能性
    • 他の市場ですでに実績を持っている製品やサービスが市場に参入してくる
  • 顧客は複数の製品を組み合わせて利用することは避けたい⇒ スイート(統合製品)として複数のビジネス課題を解決できるような製品があれば、乗り換えていくことは考えられる。

代替品の存在とイノベーションのジレンマ

ビジネスの課題を別の方法で解決する代替品とは?
  • 代替品の脅威への対応としては技術トレンドの分析が重要
  • ハイプサイクルなどから、代替品として採用される可能性のある技術を早い段階で確認し、調査が必要。そのためにPEST分析を繰り返し行う。
イノベーションのジレンマに注意しよう
  • マーケティング視点で意識することは、ビジネスの課題のレベル間を少し上位の改装まで意識する
  • イシューツリーの自社の製品やサービスが解決するビジネスの課題の1,2段上まで常に意識をする

技術の変化が競争優位性を変える

市場の成熟度によって変わる競合との戦い方

プロダクトライフサイクル
- 脅威の具現化のタイミングや市場の成熟度によって、変わってくる。 - 市場の成熟度を考える上で理解するのがプロダクトライフサイクル

  • 技術が製品やサービスに採用して意味があるのか、顧客の購買動向を分析し、PEST分析やハイプ・サイクルなど、市場の状況を事実に基づき分析して判断するのがマーケターの仕事。
  • 技術トレンドを分析し、必要な技術を適切なタイミングで製品やサービスに組み込むべき。

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 4

第4章 顧客が求めること、ソフトウェアが実現すること


ソフトウェアの導入だけで課題は解決しない

  • 顧客が興味あるのは、自社のビジネスをそどう解決するのかという点
  • マーケティングメッセージでその興味に沿う形でメッセージを出す結果、導入すれば解決と勘違いが起きてしまう
  • 顧客に刺さるメッセージに加えて、顧客のビジネス課題を分析し、実際にどのような形でその製品、サービスが顧客のビジネスの課題を解決するのかまでの道筋を示す必要がある
  • ビジネスの課題はそれぞれのため、汎用的なストーリーを作るのがマーケティングの役割

ITの製品やサービスが提供する物と顧客が望むこと

  • どうシナリオを作るのか
  • フレームワークとしては、バリュープロポジションキャンパス

バリュープロポジションキャンパス
- 顧客視点と提供者視点でどんなニーズが存在するのか、それに対してどのように製品やサービスが価値を提供できるのかを紐付けを導き出す - マーケティングの戦略立案で設定したターゲティングでは、解決したいビジネス課題を持っていて、かつ製品やサービスがビジネスの課題を解決するためのシナリオにピッタリとマッチする - そのためにには顧客が求める価値としてのビジネス課題の解決 ⇔ 製品やサービスが提供する価値としての機能や性能の間にあるギャップを理解し、どう埋めていくかを顧客に理解してもらうことが重要

経営の課題を起点にビジネスの課題を考える

  • 既存ユーザーでない顧客に、製品やサービスがビジネスの解決に役立つと納得してもらう。
  • そのためにビジネスの課題を要素分解し、それぞれの要素に製品やサービスがどのように対応し、ビジネス課題を解決するかを示す。
  • ビジネスの要素分解の2ステップ
    • ビジネスの課題を経営の視点で論理的に要素分解
    • 世の中のトレンドや企業の状況を考慮し、分解した課題の主要な要素を抜き出し、制約条件や避けるべきことを加味する
  • 2ステップを通じて、顧客のニーズを明確にする。
ビジネスの課題を経営の視点で論理的に要素分解
  • イシューツリー、ロジックツリーを使う
  • MECE(ミーシー)にぬけもれなく
世の中のトレンドや企業の状況を考慮し、分解した課題の主要な要素を抜き出し、制約条件や避けるべきことを加味する
  • 顧客のビジネス課題を解決するかのストーリー作りのため
  • 顧客プロフィールを3分割する

    顧客ニーズを洗い出す

  • 顧客の仕事|Customer Job 成し遂げるべき事柄 根本的ニーズ

  • ゲイン|手に入れたい恩恵やポジティブな欲求
  • ペイン|避けたいリスクやネガティブな課題

ソフトウェアの機能とそれが解決する課題

ソフトウェアの機能が解決するのはプロセスの課題
  • ソフトウェアの仕組みを理解する
  • 根本的仕組みは「Input ー Process ー Output」
  • IT製品を導入=プロセスの変化 つまり、ビジネス課題の解決は実現できない。
  • IT製品やサービスを部品としてビジネスプロセスの枠組みをつくる。
  • その枠組に沿って、人や組織、プロセスを変化させていく
    バリューマップ
    バリューマップ記述プロセス
  • 顧客プロファイルの入力
  • ゲインとペインを分けて主なニーズを記述
  • ニーズをどのように解決できるかを検討
  • 機能や特徴がどんな価値を提供するのか、それをどのように活用することで、ニーズを解決できるのかをシナリオを記述していく

    ビジネス課題とソフトウェアで実現することのすり合わせ

    ビジネス課題とソフトウェアの機能の間に人がいる
  • ソフトウェアの機能に、組織やプロセス、文化といったいった形で人の関わりが変化することでビジネス課題に向けて動き出すことが出来る
  • 人の関わりの変化にはハード面とソフト面がある
  • ハード、ソフトとは、マッキンゼーの経営分析のフレームワークの7S
7S

7Sの要素

S 概要
Shared Value
(共有の価値観)
組織全体で持つ共通の価値観や会社としての理念
Strategy
(戦略)
組織としての目標を達成するための指針
Structure
(組織構造)
組織の構造
System
(システム)
事業を行うためのルールやプロセス
Staff
(人材)
組織に属する人材とその分類・配分
Style
(経営スタイル)
経営の特徴や組織文化
Skill
(能力)
人員が持つ能力
ビジネス課題を解決するためのストーリー
  • イシューツリーを使って、課題を洗い出す。
  • 課題をインプットし、解決すべき課題など顧客プロファイルを作成する
  • その顧客に対して、製品やサービスがどのように解決できるか、バリューマップにシナリオを記載
  • 顧客としてどのような変化が必要なのかを考慮する
  • 上記で作成されたのは汎用的なストーリーであることを認識する。

【読書メモ】現場の事例で学ぶ!IT企業のためのBtoBマーケティング 技術・製品・サービスの魅力を確実に伝える方法 新村 剛史 (著) Part 3

第3章 技術トレンドだけではなく世の中の変化も読む

技術トレンドからイノベーションの可能性を探る

様々な技術が登場した理由とは?
  • IT業界において、技術トレンドを知らなければ、顧客に対しての説得力のあるメッセージ出せない
  • 間違った戦略・戦術をとってしまう
  • 技術トレンドの分析するとは
    • エンジニアは、どんな技術の流行ろうとしているか、その中でどんな技術が生き残っていきそうか
    • マーケターは上記に加えて、「なぜその技術が登場してきたか」「その結果どういったことが起こるのか」を分析することが重要。
  • 注目するのは、「その技術」だけではなく、ほかの技術の影響もきちんと見る。
技術の市場への浸透度合いとは速さを知る

ハイプサイクル

  • ハイプサイクルとは、新しい技術の浸透度を時間軸と期待度を用いて表すチャート 下記5つのフェーズに分けられている
    • 黎明期 |技術が登場したばかり、詳細展望が共有され期待値が高まり始める段階。製品としては、プレビューや試作品の段階。
    • 過度な期待のピーク期|未熟ながらも提供されはじめ、事例が紹介される段階。技術の実用化が近いと感じ、技術に対する期待感が上がっていく。しかし、技術の成熟度も高くなく、失敗に終わる確率も高い。
    • 幻滅期|導入に失敗や、採算に合わなかったりと様々な理由で成果がでなかったことで、「あの技術はつかえない」といった情報が広がる。ここで「キャズム」と呼ばれる技術が広がるかどうかの分岐点が生まれる。ここを迎えて、なお投資を継続し、企業の期待に答えられるレベルに成熟した技術が次の「啓発期」に進んでいく
    • 啓発期|技術の事例や情報が増え、企業の理解も増え始める。採用することによって得られる価値も明らかになっていく。結果、採用企業も増え期待値が再度上がっていく。
    • 生産性の安定期|技術が十分成熟し、リスクが十分に少なくなると、多くの企業が採用を始める。ここまでくると当たり前のように使用され、市場に広く浸透している状態。

世の中のトレンドから技術トレンドの背景を読む

技術トレンドだけでは市場はつかめない
  • 政治|政策、法改正、制度改正、税制など
  • 経済|景気動向や経済成長、株価、金利など
  • 社会|人口動態や流行、世論、教育など。自社のビジネスに関連度が特に強いものを中心にリストアップする

様々な要素からこれから起こる未来を予測する

  • 自社が対象とするビジネスに関する自称を深く調べ、裏付けをとりながら、関連する情報を見つけていく。
  • 技術トレンドは、アメリカ発の情報をチェックする。