決算書ってなんだろう
- 上場企業は、年に1回、決算書に事業内容の説明などを加えた書類である「有価証券報告書」を提出が求められている。
決算書の中身は一般的に下記の4つからなる
①貸借対照表(B/S)
- ②損益計算書(P/L)
- ③キャッシュ・フロー計算書
- ④株主資本等変動計画書
このうちの財務3表とも呼ばれる①〜③をこの本では取り上げられている。
貸借対照表(B/S)ってなんだろう
- 企業が保有している財産の状況がわかる。
- バランスシート(Balance Sheet)と呼び、左側に資産をまとめ、右側に純資産と負債をまとめる
- 左側と右側の合計額は必ず一致する。
損益計算書(P/L)ってなんだろう
- 企業の特定期間における売上と費用と利益を記録したもの。
- つまり企業の成績表を見ることができる。
- 項目で左右のグループに分ける、左側(借方)に費用をまとめ、右側(貸方)に収益をまとめる。
- 費用の合計と収益の合計に差は生じるが、その差が「利益」や「損失」になる。
P/Lの5つの利益とは
- 売上総利益(売上高ー原価)
- 営業利益 (売上総利益 ー販管費)
- 経常利益 (営業利益 ー本業外の費用)
- 税引前当期純利益 (経常利益 ー特別な事象で発生する損益)
- 当期純利益 (税引前当期純利益ー法人税等の税金コスト)
キャッシュ・フロー計算書ってなんだろう?
- 企業の現金・預金がどのくらい増減したのか、資金繰りを確認するもの。
企業の3つの活動
- 企業活動は大きくわけて「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3つ
- この活動によって得られた「収入」から外部への「支出」を差し引いて、手元に残る資金(現金)を計算する。