はじめに 「I LOVE YOU」の訳し方
- 今のあなたなら、「I LOVE YOU」をなんと訳すだろうか?
- 「I」私とは何か、つまり、自分を知るということ
- 「LOVE」愛とは何か?つまり、人と人との関係を考えること
- 「YOU」あなたとは何か?つまり、自分から見た相手を知るということ
第1章 自己紹介をしてみよう
「伝えた」としても「伝わる」とは限らない
- 自己紹介をするとき、相手に「こう受け取ってほしい」、「こう思ってもらいたい」という企てを持つ
「マイ定義」を持とう
- どうしたら「伝わる」か、そもそも、伝わるってなんだろうか
- 「ゴールイメージ」を持つ
「伝わる」とは「思い出せる」
- 自己紹介を受け取った相手が、あの人に〜〜を聞いてみようなど、頭の中で思い出せること
- 言い換えれば「自分の何を相手に覚えてもらいたいのか」
- 自己紹介を1枚にまとめる課題を出すと、ほとんどの人が隙間を埋めるように盛りだくさんに書いてしまう⇒「保険掛けすぎ」状態
- 自分の特徴を洗い出して、足して、足して、足して、勇気をもって、お思い引き引き算をする
短く強い言葉を
「少ない方が豊かである」 ミース・ファン・デル・ローエ
良い広告と悪い広告
- Appleのスティーブ・ジョブズとリー・クロウの逸話から、相手が受け取れないものは話にならない
- 広告業界には「ワンキャッチ、ワンビジュアル」
シンプルであることは、複雑であることよりも難しい。
物事をシンプルにするためには、
賢明に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。
だがそれだけの価値はある。
なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、
山をも動かせるからだ。
1998年5月25日号「ビジネスウィーク」誌 スティーブ・ジョブズ
関係がはじまる「入り口」をつくろう
- 自己紹介の目的は「興味の入り口」をつくること
- 「もう少し会話してみたいな」、「あの件について話を聞いてみたいな」
マイ定義を持とう。
伝わるとは、
思い出せることが。