第7章 企画書はラブレターだ
仕事は4つに分けられる
左上:義務の仕事
- 不自由で予算が大きい仕事
- するべきことがすでに決まっている
右上:大御所の仕事
- 大御所が手掛けている仕事
左下:毒の仕事
- 毒を含んだ仕事
- 乗り切ることで、仕事への耐性を高める
右下:チャンスを広げる自分の仕事
- 何かが起こるかもしれないチャンスのある仕事
行動 ← 企画 → 発信
- 今よりもっとおもしろい仕事をしたい人の狙い目は「自由で予算が少ない仕事」
- 毒の仕事をしていて苦しい場合、現状から逃げて自分が面白いと思うことに挑む
- 「いいなぁ」と思う仕事をしている人や会社に行動をしてその近くに行ってみる
企画書を相手に贈る3つの心掛け
①自分は本気か?
- 自分が提案してようとしている企画は、義務じゃない。自分がやりたいからやる
②相手は喜ぶか
- 相手が欲していたことを言えているだろうか
- 「実はこんなことをやりたいんじゃないかな」と想像しながら考える
③ほうとうにできるか
- 書かれている内容を最後まで遂行できるか
企画書に愛と熱を
- 企画書に自分の行動から放たれる言葉「愛」と「熱」を込めること
- 自分を主語にして、感じたこと、動いたことを企画書に書いていく
正論より楽輪を
- 正しさだけでは人は動かない。そこに楽しさにあるか。
ページをめくる喜びを
表紙のタイトルから心をつかみにいく
1ページに一つの役割がある
好きなフォントを見つける
良い企画書をつくる5つのステップ
①企画する対象は「何者?」
- 企画する対象は何者なのかを考え、言葉で捉えることからはじめる
②調べまくる、足で稼ぐ
- なにかの発想の緒は、みんなが当たり前のように素通りしたいものに、疑問を持つことによって、つかめるのでは?
- 疑問を大切にする。
- その上で長所・短所を意識して把握する
③「今」という時代を捉える
- 「私は今、時代をこう捉えている」という仮説を言語化する
④誰の人生を救えるか?
- どんな人の力になれるのかを想像する
⑤大義名分のある企画を考える
- その相手に伝わる企画やコピーを考えていく
あなたはあなたになる
- 企画書で売り込んでいるものは何なのか?
- それは「自分」という存在ではないか
- 企画書は、自ら問い、自ら答えを出した一つの形。それを相手とさらに練り上げて、ゴールを目指す
- 答えを知りたい時代に、「自分ならどうするか?」をたぐり寄せる
- 企画書をつくること、自分と向き合う「自分の問い」「自分の答え」
- 企画することは、自分の人生を選ぶこと
愛と熱のある、
企画書をつくろう。
自分になるために。
あとがき
才能とは、書けた時間である
- がむしゃらに期限を決めてやってみる
- 才能がないと言われても、未来の自分に懸けてみる
「今のあなたなら」と出題する理由
- 「自分には才能がない」と諦めない
- 才能があるかないか、それは「これまで」の自分を見た言葉
- 「これから」はわからない
- 才能とは掛けた時間
- 未来なんて誰にもわからない、言葉を選ぶことで、どう生きるかを選べる
- 「悩んでいること」に悩まない。
- 悩む時間こそ貴重。社会と自分、相手と自分の重なる気持ちを模索する機会、どうすれば伝わるかを探求する時間
- 悩んだ結果出てくる言葉は選ばれた言葉
この本が完成するとき、それは
心をつかみとは、愛と書かずに愛を伝えること。
あなたの心に愛が伝わっていることを信じて。