ブランドの土台をつくる「Rリサーチ」
ブランディングのためのRリサーチ
- リサーチというと調査会社や広告代理店に頼んで、市場データを集めたり、試作品のグループインタビューなどの定性調査や購入意欲を問う定量調査
- ブランド開発において何も手がかりがない場合、市場や顧客を理解するためにはそれなりに有効
- こうした情報も必要だが、これだけではクリエイティブに移れない
- ブランディングはそれよりももっと大事なつくるためのリサーチがある
リサーチはメンバー全員で
- ブランドをつくり出すための「ブランディングリサーチ」
- 市場理解ではなく「自社の共通理解」のためのリサーチワークショップ
ブランドをつくり出すためには、まずつくり手全員が自社を正しく理解することが必須
- 会社の強み弱みを正確に知るためにSWOT分析のような質問票に書いていく
アイデアはすでに会社の中にある
ワークショップを進めるコツは同じ会社の情報でも、担当者と経営者の意見の相違を全員でみていくことで自然にメンバー全員が経営視点を理解してくように進行することです。
ブランドの共通理解とはメンバー全員の経営視点から生まれてくる
- ブランディングリサーチは、ブレインストーミングに近い
- ブランディングのための共通理解づくりのため、結論を出すことは求めない
差異化のためのブランディングリサーチ
- 自分たちの強みだけ考えても他社と被ってしまっては「差異化」にはならない
- 丁寧に見ていくのが「他社のコンセプト」
- 他社がどのようなコンセプトで市場の中でポジショニングをしているか、注意してみていく
- リサーチにおいて、他社確認をするとき注意事項「キャッチアップを行わない」
デザインコードの分析で「らしさ」を探る
- デザインコードとは、その市場における「◯◯らしさ」を表すデザインの情報構造
新しいデザインを行うことは、単に今までに見たこともなかったデザインをつくるということではありません
- ブランディングデザインで大事なのは、その市場における「◯◯らしさ」というデザインコードを理解し、それを踏まえ離れすぎず、でも他社とは違うギリギリのラインを狙ってデザインしていく