アウトプットを頑張る

初めてのプログラミング学習期間中の記録と、日頃読んでいる本をメモのアウトプットをがんばります。

ブランディングデザインの教科書 西澤明洋 (著) Part3

3時間目ブランディングデザインの進め方

フォーカスRPCD©

「フォーカスRPCD©」で経営をデザインする

  • フォーカスRPCD©はブランディングデザインのプロセス
  • R→P→C→D→Rとデザインして完成ではなく、このプロセスを何周も回すことで、らせん状のようにブランドを育てていくプロセス

差異化を強くする「フォーカス」

  • 最も重要なもの「フォーカス」

    プロジェクトをたった一点にフォーカスしていくのがブランディングの最大のコツ

  • 水量 = 経営資源、水位 =ブランドの強さ
  • 同じ水量(経営資源)でも範囲を狭くフォーカスして注ぐほうが、水位(ブランドの強さ)は高くなる

伝言ゲームを早くするのも「フォーカス」

なぜ企画はてんこ盛りになるのか?

  • 例えばプロジェクトの企画で起こりやすいのは、社内承認のために各部署に回覧したら、営業部、開発部など各部署から良かれと思っての意見が盛り込まれてんこ盛り企画書に出来上がる

「売る」というバイアスがブランディングを阻害する

  • フォーカスできない問題はいくつか原因が重なっている
  • 簡単にいうとマーケティング思考の罠にハマっている
  • ブランディング思考ではなく売り上げ重視のマーケティング思考、売るゲームとして考えると、てんこ盛り企画を問題として感じにくくなる
  • 売ることを中心にプロジェクトや企画を考えてしまうと短期の売り上げ目標達成に置かれ、このような罠にはまりやすくなる

プロジェクトメンバー全員に「ブランディングは差異化で伝言ゲーム」という共通の理解があってはじめて、このフォーカスが実践できるようになる

やらないことを決める「フォーカス」

  • ブランディングで一番重要なこと「決める」こと
  • やることを「決める」のと同じくらい「やらないこと」を決める

強いフォーカスを生むためには、通常他社が当たり前にやっていることをやらないと腹を括らないといけない

  • フォーカスはRリサーチの段階から、Pプラン、Cコンセプト、Dデザインとどのフェーズでも意識し続ける

フォーカスすることで、ブランドの強みをデザインしていく